笠松善光寺 住職2017年6月5日読了時間: 1分善光寺だより 29年6月号「身の程を 知る」 諦めるという言葉があります。 現在では、自分の願いが叶わず、その思いを断ち切るという意味で使われます。 仏教では「明らかにする」という意味です。自分自身の心を知る、明らかにする。 自分自身をわきまえることによって、苦しみや悩みの本当の姿が分かるのです。...
笠松善光寺 住職2017年5月6日読了時間: 1分善光寺だより 29年5月号「雨 のち 晴れ」 苦しい雨の日も、いつかは晴れるのです。 止まない雨はありません。もう駄目だと思っていても、いつかは晴れるのです。 もし、何をやってもうまくいかない時は、ただただ流れに身を任せて、雨が止むのを待つしかありません。...
笠松善光寺 住職2017年4月3日読了時間: 1分善光寺だより 29年4月号「迷いながら、生きていく」 新年度を迎え、希望と夢に満ち溢れている人ばかりではない。 周りの皆はあたかも、希望や夢に向かっているように見える。 しかし、自分はどうなんだろう。 果たして希望通りに進んでいるのだろうか? 多くの若者が同じような心持で「迷いの大海」の中でうごめい...
笠松善光寺 住職2017年3月1日読了時間: 1分善光寺だより 29年3月号「芽吹きの土壌を耕す」 春は美しい木や花の季節。私たちの心を豊かにしてくれる。 あの美しさを育むのに太陽や雨の恵みは勿論ですが、何と言っても土を大事にしなければなりません。 幼稚園の周りの田んぼも、寒の時期に寒起こしを行い、土壌を掘り起こし、春を迎えるそうです。...