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笠松善光寺 住職

善光寺だより 29年5月号


「雨 のち 晴れ」

苦しい雨の日も、いつかは晴れるのです。

止まない雨はありません。もう駄目だと思っていても、いつかは晴れるのです。

もし、何をやってもうまくいかない時は、ただただ流れに身を任せて、雨が止むのを待つしかありません。

「有漏路(うろじ)より 無漏路(むろじ)へ帰る 一休み 雨降らば降れ 風吹かば吹け」一休

実態のない苦しみや悲しみに囚われるよりも、「雨のち晴れの天気だなぁ」と、ゆったり構えたいものです。

合掌


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