笠松善光寺 住職2021年6月7日読了時間: 1分善光寺だより 令和3年6月号「いたらない私への 救いの手」 鈴木正三という曹洞宗の禅僧が書いた『万民徳用』という書物がある。そこにはいろいろな民の生き方が述べられてある。例えば、農民は修行できぬと嘆くのではなく、耕すことが修行であり、草刈りは煩悩の摘み取りである。田畑の成長は悟りへの成長で、自分でなく...
笠松善光寺 住職2021年5月4日読了時間: 1分善光寺だより 令和3年5月号「ういの世に うつる心と あめ模様」 この俳句をどのように味わいましょうか?季節はいずれ梅雨を迎えます。あめ模様に世の中と心を重ねています。あめ模様を移ろいやすい様子と同じようにコロコロ変わる心。雨は降りっぱなしではなく、晴れたり、降ったりでしょうか。この不確かな不安感を読...