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執筆者の写真笠松善光寺 住職

善光寺だより 令和3年2月号

「しあわせの たねをまこう」


境内の蝋梅(ロウバイ)が咲きました。今年も春を届けに来てくれました。善光寺の春はいつも花を届けてくれる「普段の桜」とこの「蝋梅」です。有難いものです。この何気ない自然の様子が幸せの価値を表しています。桜も梅も善光寺に来た因縁、出会いがあります。タイミングは何も期待していない時にありました。しかし、常に「有る」とイイなと、思っている時に、良い出会いがありました。この心が良い結果に繋がっているのだな、と考えています。努めて前向きに迎えられるようにしています。このコロナ禍に在ってもコロナが済んだ時の様子を想像しながら、過ごしています。これが「幸せの種蒔き」の極意と考えています。


合掌

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