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執筆者の写真笠松善光寺 住職

善光寺だより 令和2年3月号

「私にもできることがある」

世の中、新型ウイルスの災禍が蔓延している。防ぐ手立ては手洗い、うがい、咳エチケットの徹底だそうだ。はじめは大変だな、出来るかなと一抹の不安を感じていたが、言われるようにやってみると、毎日の習慣で気が付くと出来ていることがある。お仏壇のお世話や仏様のお給仕、毎日の日常に行う挨拶、地域の事も。自分だけ、自分にしか、と我が我がと思っていても、気が付くと周りにはそんな私を見て微笑んでいてくれる多くの方の存在に気がつきます。

それが自分の命を生きるということなんだろうと思う。

合掌

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