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執筆者の写真笠松善光寺 住職

善光寺だより 3月号

カレンダー言葉の解説

「支えられ続けた私」


 私達僧侶が食事の前に唱える「五観の偈」に「一つには功の多少を計り彼の来処を量る」とあります。食事とは多くの人の苦労によって作られていること、多くの生き物の尊い命によってつくられていることを知り、心して頂きなさいという意味です。産まれてから死ぬまで多くの人の苦労と沢山の尊い命に支えられ続けられていることに気付き、深く感謝し、それらの命を決して無駄にするようなことではいけません。大事にその命を味わいながら体に取り入れることです。食品ロスなんてとんでもないことです。しかし此処彼処にもったいない生き方をしているのが私達ではないでしょうか。一度私達の生き方を振り返ってみましょう。      

合掌

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