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執筆者の写真笠松善光寺 住職

善光寺だより 8月号

カレンダー言葉の解説

「失うは苦 手放せば楽」


 この言葉は、共に此の身からあるものが離れることを表し、受け取り方でともともなる。

 私たちは失うことにだけに注目し、状況を苦しむことに留め、そこに執着する。この執着を手放すことこそが、苦しみからの開放を意味する。

私達の毎日の生活にはこのように失うことが沢山あります。心をそこに留め置かないで、方向転換しましょう。コロナの中のオリンピック、いろいろな価値観の嵐の中にいる私たちの安らぎはご先祖様からの気付きを、家族で共有しているからこそでしょう。共に在ることに感謝しましょう。  

合掌

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