善光寺だより 30年10月号
- 笠松善光寺 住職
- 2018年10月4日
- 読了時間: 1分
「色があるから迷う」
仏教では、色というと、認識する外の世界を表します。
目に見えるものをはじめ、五感によって判るもののことです。
在るものを在るがままに捉えることが出来ればいいのですが、
そこには夫々のお付き合い・物差しによって使い分けをしなければなりません。
そこに迷いが生じるわけです。
見えない相手が自分を動かします。
自分は自分。色を、色そのままに受け止めれば、迷いはありません。
「色即是空」が意味するところです。
その通りに生きることが難しいから、教えが残っていると思います。
合掌
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