top of page

善光寺だより 30年10月号

  • 笠松善光寺 住職
  • 2018年10月4日
  • 読了時間: 1分

「色があるから迷う」

 仏教では、色というと、認識する外の世界を表します。

目に見えるものをはじめ、五感によって判るもののことです。

在るものを在るがままに捉えることが出来ればいいのですが、

そこには夫々のお付き合い・物差しによって使い分けをしなければなりません。

そこに迷いが生じるわけです。

見えない相手が自分を動かします。

自分は自分。色を、色そのままに受け止めれば、迷いはありません。

「色即是空」が意味するところです。

その通りに生きることが難しいから、教えが残っていると思います。

合掌

【第197回 智暁講座のお知らせ】

11月8日(木)午後1時半から2時半まで

「佛教シリーズ・仏教とは(107)」

【本堂の屋根瓦が飛びました。】

台風21号の際、本堂の屋根瓦が飛びました。

同様に、被害に遭われた皆様に、お見舞い申し上げます。


最新記事

すべて表示
善光寺だより 1月号

カレンダー言葉の解説 「何事も 一つ一つの 積み重ね」 仕事でも趣味でも、長く続けていると楽しく感じる時もそうでない時もある。しかし、一つ一つ前向きにとらえて取り組み続けると「続けて良かったと」と気付く時がある。このお便りもそうである。時に億劫になる時もあるが、月参りの時に...

 
 
 
善光寺だより 8月号

カレンダー言葉の解説 「見守って見守られて」 順風満帆に物事が進んでいる時は、それが自分の実力や功績のように錯覚しがちですが、一転苦境に立つと如何に自分が周囲の助けや厚意によって支えられているのを実感しまう。 今のコロナ禍で普段考えられないくらいの多くの人、組織の尽力により...

 
 
 
善光寺だより 7月号

カレンダー言葉の解説 「あまたなる命と縁する 我が身かな」 縁とは「全ての物事は関係し合っている」とお釈迦様は説かれました。一つ一つの命、数えきれないくらいの命の全てが調和して繋がっているのが、私たちが生きている此の世界、全てが私繋がっている。只繋がっているだけでなく、調和...

 
 
 

宗教法人 善光寺

浄土宗西山禅林寺派 恵能山善光寺

  • Facebook - Black Circle
  • Instagram - Black Circle

Copyright 浄土宗西山禅林寺派 恵能山 善光寺 All Rights Reserved.

bottom of page