「いつか咲く/きっと咲く」
境内に秋から春にかけて、花をつける不断桜があります。
年により花の付け方に違いがありますが、冬の寒さの中一所懸命に花をつけ雪を載せながらも寒さに耐える、その姿に、お参りに来られた方からは、「綺麗ですね」と言葉を頂く。
染井吉野のように一気に咲くのではなく、彼女なりに慎ましやかに花をつける。
今年は遅いな、と思う時もあるが、気が付くと花が咲いている。時には咲きたくない年もあるだろうな、と思いつつも、花を見て癒される私の心に温かみを届けてくれる。
阿弥陀様の広い御心が私たちの身にも及んでいることを思い出しながら、花を見ています。
合掌
【第192回 智暁講座のお知らせ】
3月8日(木)午後1時半から2時半まで
「佛教シリーズ・仏教とは(102)」