top of page
笠松善光寺 住職

善光寺だより 29年12月号


「見たはりまっせ」

 愈々年末を迎えました。一年の過ぎるのが年々早く感じられます。

毎年思うのですが、分かっているのだから、その分早く始めればいいのに、と。

しかし、そのように準備を始めると、間際に何かと優先しなければいけないことが入ってくることが多いことに気付きます。

そんな時に、自分の心の中では「何故こんな忙しい時に」とか「どうして自分なのか」と。原因を他に求めてしまうことがあります。

そんな時の心は、さぞ醜いものなのでしょうね。そんな心を起こさないようにしたいものです!

そんな私でも、仏様は「みたはりまっせ」!

合掌

【除夜・修正会】12月31日23:30から

【第190回 智暁講座のお知らせ】

1月8日(祝・成人の日)

午後1時半から2時半まで

「佛教シリーズ・仏教とは(100)」


閲覧数:25回0件のコメント

最新記事

すべて表示

善光寺だより 1月号

カレンダー言葉の解説 「何事も 一つ一つの 積み重ね」 仕事でも趣味でも、長く続けていると楽しく感じる時もそうでない時もある。しかし、一つ一つ前向きにとらえて取り組み続けると「続けて良かったと」と気付く時がある。このお便りもそうである。時に億劫になる時もあるが、月参りの時に...

善光寺だより 8月号

カレンダー言葉の解説 「見守って見守られて」 順風満帆に物事が進んでいる時は、それが自分の実力や功績のように錯覚しがちですが、一転苦境に立つと如何に自分が周囲の助けや厚意によって支えられているのを実感しまう。 今のコロナ禍で普段考えられないくらいの多くの人、組織の尽力により...

善光寺だより 7月号

カレンダー言葉の解説 「あまたなる命と縁する 我が身かな」 縁とは「全ての物事は関係し合っている」とお釈迦様は説かれました。一つ一つの命、数えきれないくらいの命の全てが調和して繋がっているのが、私たちが生きている此の世界、全てが私繋がっている。只繋がっているだけでなく、調和...

bottom of page